ダメ学生の紙日記

カードゲームについて独り言

グランブルー考察①

  人は大抵自分の好きなことについて語りたがる生き物だと思うのですが、私は普段聞き専に徹しています。なぜならその方がモテるからです。その結果リクヲくんの話をよく聞く羽目になりました。世界は理不尽です。

  とは言ったものの自分の記事なので自分の好きなことについてめちゃくちゃ語ります。タイトルにもある通り7月環境の亡霊グランブルーについてです。長くなるので3つくらいに分ける予定です。この記事ではグランブルーに対する考え方を抽象的に書こうと思います。2つ目と3つ目の記事では具体的なカードの使い方やよくあるケースについて経験則に基づく対処法など書く予定です。

 

  まずはデッキレシピからです。最初の記事に貼ったのですがこちらにも。

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  ご覧の通りバスカークやナイトミストなどの小回りの利く展開札を入れてません。展開札を完全にコキュートスに依存し、ゲーム中に効果を使えるのは3回が限界です。これは何を意味するかと言うと、そのターンで出せる最大出力で殴りきり5ターンキルを目指すということです。

 

  まずは6月に強化されたグランブルーのコンセプトを個人的な解釈として書きます。

  初段のグランブルーはドロップ10枚を達成すると強い効果を発揮するカードが多く存在し、山札を削るという行為はドロップを肥やすことが主な目的でした。しかし、強化後のグランブルーは強い効果を発揮するために山札を削ることを要求してきます。コキュートスの多面展開やグリードシェイドの手札交換などがそれに値します。つまり、山札を削ることのできる枚数が強い動きのできる回数に直結します。

  この解釈を元に山札の枚数をリソースとして捉え、5ターンの間にリソースを最大限消化し強い動きをしてキルを目指します。

 

  <キルルートの確保>

  このデッキを使って一番重要だと思ったことは、どのカードで6点目を詰めるかということです。主なフィニッシャーとしての役割のカードはスケアディックとバイオレンスフランガーの2枚です。スカルドラゴンはフィニッシャーというより道中で理不尽な要求を叩きつけて強引に1点詰める役割が主になりますが、もちろん5ターン目に蘇生することもあります。

  この2枚の使い方は想像の通りだと思いますが、相手が4点の時は2面スケアディックを並べて詰める、相手が5点の時はフランガーでガード不可の1点を詰めにいきます。また、後半に手札が増えて4点の場面でもスケアディックで突破できない相手には、☆をめくりフランガーで2点詰めることもあります。これはボトムに☆が埋まってないとできませんが、1つのプランとして頭の隅に置いていいと思います。

 

<序盤の立ち回り>

  5ターンキルを目指すと序盤の殴る回数が勝敗に大きく影響します。2ターン目までの手札交換効果は優先してアタッカーやブースターを拾いにいきます。また、効果の使えない細波のバンシーも積極的に投げていくこともあります。返しの攻撃が少々怖いですが、序盤から積極的に点数を受けて相手の有効治を潰したり、コキュートスの展開防止のための殲滅行動を取らせない立ち回りを意識したいです。3ターン目以降はコキュートスライドによるプロテクトの獲得、ゴーストシップや細波のバンシーのドロー効果でかなりの防御力を得ることができるので、序盤は積極的に攻めにいきたいです。

 

  <山札の管理>

  先に書いたようにコキュートスの展開効果を使えるのは1ゲーム中に3回が限界です。序盤にグリードシェイドやルインシェイドの効果を使いすぎると、5ターン目にコキュートスの効果を使ったらドライブチェックができなくなってしまったということが起こります。このようなことが起こらないために山札の枚数管理は怠らずにゲームを進めたいです。

  簡単な目安としては、5ターン目開始までに山の残りの枚数が8枚になるように立ち回ります。算数ができない人はいないと思うので詳しいことは書きませんが、ターン開始時のドローからツインドライブで山がちょうど1枚残ります。5ターン目にグリードシェイドの効果を1回使いたければ10枚残す、細波のバンシーの効果を1回使いたければ9枚残す、というようにターン開始時8枚を基準に山札の枚数の管理をします。グリードシェイドやバンシーを復活させる理由については、フィニッシュルートの確保が主な目的になりますが、次回の記事に詳しく書く予定です。

 

  <対面相性>

  8月以降全く使ってないので7月強化までのメインクランが主になります。8月以降の強化クランはほとんど脳内予想ですので、あてにはならないと思います。

・ロイヤルパラディン…相手の対面に対する理解度や練度に依存します。可能な限り有効治を発動させるダメージレースの作り方や、2面ブラブレやローディングエンジェルによって完全ガードや治トリガーをめくる立ち回りをされてLOを狙われると厳しいです。ざっくりとした言い方だと、こちらのプランに対して思考を合わせた立ち回りのできる人が相手だと捲られることが多いです。そうは言ったものの、治トリガーが発動しなかったり完全ガードが掘れなかったゲームは勝つことができます。また、対面に対する理解度や練度が低いとほとんど一方的に勝つことができます。

・オラクシンクタンク…ロイパラと同様です。ツクヨミ効果で完全ガードを拾ったり、上積みの治トリガーを発動する立ち回りをされると6点詰めることが難しくなります。バイオレンスフランガーでの突破を目標としますが、練度の高い相手には不利でしょう。

・ぬばたま…環境でほとんど見たことがないのですが、身内でやった限り普通に殴ってれば勝てます。練度の高い相手はわかりません。

・なるかみ…基本的に有利対面です。先行は負けることがありませんが、後手での3ターン目にドリルで☆をめくって起こされるとめちゃくちゃ辛いです。書いてて思ったのですが、グランブルーでなくても辛いので対策は諦めます。また、ガンバスでの点止めが容易に予想できるので、序盤の攻撃をガードし初撃のガンバスのブローを受けることもあります。序盤の有効治を発動されても、なるかみのリソース力ではそれ以降守りきることのできるゲームはほとんどありません。

・ノヴァグラップラー…じゃんけんです。

・ディメンジョンポリス…先行2ターン目の3パンが決まればほとんど沈みます。後手だとドライブ回数と出力で押し負けたり詰め切れなかったりすることが多いです。これもほとんどじゃんけんですが、後手でも練度の低い相手には勝てることが多いです。

・リンクジョーカー…お互い4ターン目から出力やリソース力が伸びるので一見じゃんけんのように思えますが、リンクは3ターン目にほとんど強い動きができないので序盤から積極的に殴りにいきます。また、後半のリソース力が高いので道中の有効治1回でこちらのプランが破綻することがよくありました。メサイアの連続攻撃先の高い要求を受けて5点にし、有効治を潰す立ち回りを心がけたいです。個人的にはおおよそ有利対面と言えるのですが、自分も最初全く勝てかなかったのでこちらの練度に依存すると言えるでしょう。ちなみにデリートされてコキュートスに乗り直すことができないと当然一方的に負けます。

バミューダ△…有利対面です。個人的にバミューダに対して一番強いクランがグランブルーだと思います。後手で3ターン目までに相手の☆が2枚以上絡んだり、リーゼロッテから強いカードを引かれると辛いですが、グランブルーでなくても辛いのでなるかみ同様諦めます。

  ここから先は8月以降の強化クランです。先に書いたようにほとんど対面したことないので、ざっくりとした予想になります。

・シャドウパラディン…不利でもないけど殴り負けそう。

・むらくも…不利対面だと思います。先手はともかく後手はほとんど一方的に殴り負けると思います。

・ダークイレギュラーズ …多分無理です。ノラキンの効果を使われた後にこちらのフィニッシュを通せるビジョンが見えませんし、そもそもハードレッグが絡むと防ぐ手立てがありません。また、圧倒的な山圧縮により治引を複数回発動されるので先手でも勝てそうにないです。☆つけたフランガー以外突破手段がないと思います。

・ペイルムーン …不利対面だと思います。アクセルが2面以上広がると攻撃は受かりませんし、札が厚いので突破も困難でしょう。バイオレンスフランガーを通そうにもボトムに6治を作られるとどうしようもないです。練度高い人が相手だと全くと言っていいほど勝てないと思います。

  ここから先は対面すらしたことない9月以降の強化クランです。動画を見た限りでしか書けることがありませんが一応書きます。

・たちかぜ…殺し合いになると思います。幸い相手の防御札が薄かったり、攻撃面も手元の札の質に依存するためそこまで不利は取らないと予想してます。数字で表すと良くて4:6くらいだと思います。

・スパイクブラザーズ…多分勝てます。今弾のスパイクはかなり難しそうなので強い動きが想定できてないというのもあります。

・メガコロニー…まじでわかりません。相手の治を潰したいので積極的に点は受けたいのですが、ガンニング効果でトリガー落ちて簡単に負ける展開などが予想できるので正解の立ち回りを探したいです。

 

  対面相性書いてて思ったのですが、相手の練度に依存することが多いです。また、ここまでの内容はあくまで個人的な見解ですので信用に足るものではないと思います。

 

  記事の内容は以上になります。自分の好きなことについては書いてて楽しいので、グランブルーについては2本目以降も書こうと思います。自分のアウトプットに付き合ってくださる人がいるというのはとてもありがたいことだと思います。

 

  ここからはちょっとした裏話です。

 

  8月強化クランについて書いてグランブルーは8月以降かなり厳しいとわかったのですが、BCF名古屋の選択肢に一応入ってました。選択肢から外れた理由はこちらです。

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  自分らはチームメンバーの住んでる地域の関係上、大型大会前に僕が京都に行って練習してます。上の画像は京都行きの夜行バスに乗る前の僕のツイートです。完全なバカです。カードしに行ってるのにカードを忘れてます。

  あの時の僕は限定の水着の白鷺千聖を当てて浮かれてたのだと思います。

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  まぁグランブルーを握ろうと大会での勝率は変わらなかったと思うので結果オーライです。限定の千聖ちゃん当てたし。

  バンドリのガチャ結果は僕のモチベーションに直結するので、大型大会前に推しの限定をピックアップにするのはやめてほしいです。

 

  長くなりましたが今回はここまでです。最後のくだらない話まで読んでくださった方々には本当に感謝します。

 

  ご愛読ありがとうございました。